家の中にある物は出来るだけ少なくすると、生活しやすくなります。
今回は、そのメリットとデメリットをご紹介します。
メリット①:トラブルが少なくなり、気持ちが安定する。
家の中にある物を出来るだけ少なくすると、気持ちがスッキリしたり、イライラしなくなるという良い効果があります。
また探したい物がすぐに見つかるようになり、物が見つからずに無駄な時間を過ごすことがなくなるど、トラブルが少なくなります。
私は昔、整理整頓が苦手だった時期がありました。その頃は物が見つからず「無駄な時間を過ごしているな」といつもイライラし、悩んでいました。
しかし、整理整頓が好きになってからと言うもの、物が見つからずに無駄な時間を過ごすことはほぼゼロになりました。これ一つだけも整理整頓が得意になって良かったなと実感しています。
詳しくは、以下の記事にも書いてあるので、読んでみて下さい。
また整理整頓をして、少しずつ物を少なくしていくと、家から嫌いな物や不要な物がなくなり、好きな物に囲まれて生活出来るようにもなります。
メリット②:好循環が起こる。
物を出来るだけ少なくしてゆくと、家の中に好循環が起きます。
図でポイントを説明すると以下の様な感じです。
①物が少ない。
↓
②掃除がしやすい。
↓
③いつもスッキリした部屋のおかげで、後回し癖がなくなる。何でもすぐ行動するようになる。
↓
④模様替えもすぐに出来る。
②〜④は物が多い時は、気分的に何となく億劫で「もし物が少なくなる時が来たらやろうかな〜」なんて思っていたことが、本当に物が少なくなるとスイスイと出来る様になります。
メリット③:今ある物で工夫出来るようになる。
家の中に物が多い時は「物が多い事が当たり前」な環境になっているので「今家にある物」で出来ないことがあると、新しく購入して解決しようとしてしまいます。(結果的にまた家の中に物が増える悪循環になります。)
ところが、家の中にある物が少ないと、反対に「今家にある物」で「工夫」して解決することができないかと考える様になり、結果的に出来てしまったりするのです。
例えば、お皿は典型的な例です。今まで「この料理にはあのお皿」など決めていたものの、結局使っていなかったりしました。
お客様が来たりしない、日常の生活では「この料理にピッタリ合うお皿はないけど、こっちのお皿で代用できるなー」など工夫すると、楽しいし、食器棚の管理も簡単になります。
デメリット①:捨ててしまった物への後悔。
デメリットとして考えられるのは、物を少なくするために行った捨ててしまった物への後悔が起きる可能性です。
「あれ、捨てなければ良かったなー」などですね。
後悔しないための対策としては「保留BOX」を使うことです。
少しでも捨てることへの迷いが生じた物については、すぐに捨てるのではなく、一旦「保留BOX」に保管しておいて、時間を置き気持ちの変化を待ちます。
詳しくは、以下の記事に書いてあるので、読んでみて下さい。
デメリット②:部屋が殺風景になる。
デメリットとして考えられる2つ目は、部屋が殺風景になってしまうことです。
元々シンプルな部屋が好きな人は大丈夫なのですが、物が多い部屋に慣れている人にとっては少しツライかもしれません。
対策としてはワンポイントのアクセントをつけるイメージで、自分の好きな物を置くことです。
さらにオススメはきれいなお花を部屋に飾ることです。
掃除と整理が行き届いたシンプルな部屋にお花を飾ると、部屋が明るくなり、殺風景な部屋から一瞬で生まれ変わります。
まとめ
「シンプルデザインの技その①:物は出来るだけ少なくする」というテーマで、メリットとデメリットをお伝えしました。
次回は、そうは言っても物を少なくするための行動になかなか重い腰が上がらないという方のために「時間がかかっても良いので、少しづつ物を減らしてゆく。」のテーマでお伝えしたいと思います。